ヘルパンギーナとは?ル・アンジェ 病児保育のご依頼が急増中!
2023.06.29
お知らせ
ヘルパンギーナとは?|子どもによくある感染症
ヘルパンギーナは、夏に乳幼児を中心に流行する感染症ですが、都内の小児科定点医療機関からの第24週(6月12日~18日)における患者報告数が警報レベル開始基準値を超え、大きな流行となっています。また、RSウイルス感染症の報告も急増しています。
いずれの疾患も、保育所等での複数感染事例が報告されていることから、注意が必要です。
これらは、特別な治療法やワクチンはなく、感染予防策としては、こまめな手洗いや、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおうなどの咳エチケットが大切です。患者は、乳幼児を中心に学童にもみられるため、家庭、保育所、幼稚園、学校等においても感染予防策の徹底をお願いします。
【ヘルパンギーナの患者発生状況 】
◆小児科定点医療機関から報告されたヘルパンギーナの患者数を保健所単位で集計し、1定点当たり6.0人/週を超えると警報開始となります。警報は2.0人/週を下回る(警報終息)まで継続し、警報開始から警報終息までの間の状態を「警報レベル」としています。
◆2023年第24週(6月12日~18日)の都内264か所の小児科定点医療機関から報告された定点当たり患者報告数(都内全体)は6.09人(/週)となっています。
https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/(引用:東京都福祉保健局)
ヘルパンギーナの主な症状
◆突然の高熱で発症し、口の中の奥の方に水疱や潰瘍ができます。
◆水疱や、それが破れたことによる口腔内の痛みのために不機嫌、食欲不振、脱水を呈することがあります。
感染経路と感染予防のポイント
◆ ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが 口に入ったりすることで感染しますので
こまめな手洗い 、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう等の咳エチケットを心がけましょう。
◆咳などの症状がある場合は、登園を見合わせるなど無理をさせないように配慮しましょう。
◆症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。
◆集団生活ではタオルの共用は避けましょう。
◆先天性心疾患、慢性肺疾患などを持つ場合などは、かかりつけ医に相談し、感染予防や病気にかかった場合の対応について助言を受けておきましょう。
子どもを中心に流行する感染症について
感染症名、主な症状等
RSウイルス感染症
◆発熱、咳、鼻水、咽頭痛、倦怠感(元気がない等)などの、かぜに似た症状です。
◆生後6か月未満の乳児の場合や、先天性心疾患、慢性肺疾患などを持つ小児の場合は重症化するおそれがあります。呼吸が早い、息苦しそうにしている、肩や全身を使って息をしている、顔色が悪い、元気がないなどの様子が見られた場合には、早めに受診しましょう。
手足口病
◆口の中、手のひら、足の裏などに、発しんや水疱ができます。あまり高い熱は出ません。
◆重症化はまれですが、合併症として急性脳炎や心筋炎があります。
プール熱(咽頭結膜熱)
◆発熱、咽頭炎(のどのはれ 、結膜炎(目の充血)などの症状があらわれます。
ル・アンジェではヘルパンギーナのお子様もお預かり可能!
子どもがヘルパンギーナにかかってしまったけど、どうしても仕事が休めない…!外せない会議がある…!など、お困りのパパ・ママへ。
ル・アンジェの病児保育サービスはヘルパンギーナのお子様(生後5日から小学生まで)もお預かりします。
ヘルパンギーナをはじめ、RSウイルス感染症や手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)、インフルエンザやノロ・ロタなどの感染症胃腸炎、突発性発疹など流行が心配な感染症が様々あります。お子様の具合が悪くなってから慌てることがないよう、ル・アンジェの病児保育サービスをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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